研究課題/領域番号 |
25660174
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 独立行政法人水産総合研究センター |
研究代表者 |
今村 伸太朗 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 研究員 (80510007)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | メチル水銀 / エキソソーム / ゼブラフィッシュ |
研究成果の概要 |
セレンによるメチル水銀の解毒メカニズムを明らかにするため,エキソソームの誘導によるメチル水銀の分泌・排出経路を解析した。ゼブラフィッシュ胚へのメチル水銀投与によって胚から培養水中にエキソソームが分泌された。その分泌量はメチル水銀の投与量に依存的に増加した。セレン含有イミダゾール化合物セレノネインに対するトランスポーターとして同定されたOCTN1を遺伝的に発現しないゼブラフィッシュ欠損変異体octn1-/-の胚では,エキソソームの分泌および水銀排出が抑制された。以上の結果から,セレンによるメチル水銀の解毒は,セレノネインとOCTN1を介するエキソソーム分泌経路によることが見出された。
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