研究課題/領域番号 |
25660178
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
田中 勝也 滋賀大学, 環境総合研究センター, 准教授 (20397938)
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研究分担者 |
西澤 栄一郎 法政大学, 経済学部, 教授 (30328900)
藤栄 剛 明治大学, 農学部, 准教授 (40356316)
宗村 広昭 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (90403443)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 遺伝的アルゴリズム / 環境直接支払 / 保全型農業 / 最適化 / 費用対効果分析 / 環境保全型農業 / 環境直接支払い |
研究成果の概要 |
本研究では,遺伝的アルゴリズムによる農地最適化モデルに,分布型流出解析モデルおよび湖沼生態系モデルを組み合わせ,環境直接支払が水棲生態系に与える影響の政策分析をおこなった。その結果,西の湖流域の下流で保全型農業を実施する場合と,上流で実施する場合では,有機態窒素の流達率に違いはみられるものの,政策効果に顕著な違いは確認されなかった。これは比較的小規模な流域では,保全型農業の空間配置が相対的に重要でないことを示す結果であると思われるが,どの程度まで一般化が可能であるかは不確かである。今後は条件の異なる他の小流域や,より大規模な流域を対象とした検証が不可欠と考える。
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