研究課題/領域番号 |
25660202
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大下 誠一 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (00115693)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ナノバブル / 活性酸素 / 種子発芽 / バルク水の流動性 / プロトン緩和時間 / オオムギ種子 / 発芽率 / 過酸化水素 / 発芽率促進 / NMR緩和時間 / 水の流動性 |
研究成果の概要 |
ナノバブルによる活性酸素種(ROS)の発生と種子発芽に及ぼす影響について検討した。蛍光試薬APFによりナノバブル水でROSの発生が確認され、その量はナノバブルの数密度に正比例した。APFによる蛍光強度は、0-1 mMの範囲で過酸化水素濃度とも比例した。これを用いて酸素ナノバブル水及び空気・窒素混合ナノバブル水の酸化能は、それぞれ、0.5及び0.3 mMの過酸化水素水に匹敵すると推察された。一定の浸漬時間におけるオオムギ種子の発芽率及び内生のROS濃度は、空気・窒素混合ナノバブル水と0.3 mMの過酸化水素水の場合、蒸留水よりも高くなった。 以上、種子発芽促進のメカニズムの1つが提示された。
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