研究課題/領域番号 |
25660213
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉村 幸則 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (10167017)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ニワトリ / 消化管 / プロバイオティクス / 抗菌ペプチド / 炎症性サイトカイン / リポ多糖 / 腺胃 |
研究成果の概要 |
ヒナへのプロバイオティクス給与により,サルモネラ菌由来LPSの感作で誘導される,盲腸での抗菌ペプチドである6分子種のトリβディフェンシン(AvBD)と2分子種のカテリシディン(CATH)の発現性が高めること,一方,プロバイオティクスの炎症性サイトカインの発現性への影響は小さいことが示された。プロバイオティクスは,腸内細菌叢の構成に影響して感染防御に寄与するという報告があるが,本実験の結果は,AvBDとCATHの発現性を向上させることを示唆している。このことは,プロバイオティクスは,ヒナ消化管の抗菌ペプチド産生による自然免疫能を高めて,感染防御機能を向上させることを示している。
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