研究課題/領域番号 |
25660234
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 耕太 北海道大学, (連合)獣医学研究科, 准教授 (50283974)
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研究分担者 |
稲葉 睦 北海道大学, 大学院獣医学研究科, 教授 (00183179)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | コレステロール / 赤芽球 / 分化成熟 / 赤血球 / 犬 / 赤芽球成熟 / 遺伝性疾患 |
研究成果の概要 |
柴犬等の日本犬の赤血球には未熟な性質である細胞内高カリウム(HK)型形質がみられる。本研究ではHK型形質の原因遺伝子の同定とその機序の解明を目的とした。HK型犬家系に対するゲノムワイド関連解析により、HK形質の原因はTSPO2遺伝子変異であることが明らかになった。また、TSPO2発現K562細胞における細胞内コレステロール分布を比較したところ、野生型TSPO2発現細胞において、C変異TSPO2発現細胞と異なるコレステロールの細胞内分布を示した。このことから、変異TSPO2ではコレステロール輸送機能異常が存在することが示唆された。赤芽球成熟にTSPO2は重要な役割を果たすことが明らかとなった。
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