研究課題/領域番号 |
25660237
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
西藤 公司 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20365422)
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研究分担者 |
代田 欣二 麻布大学, 獣医学部, 教授 (70149322)
代田 欣二 麻布大学, 獣医学部, 教授 (70147974)
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連携研究者 |
大山 学 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (10255424)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ネスチン / 幹細胞 / 毛包 / コンディショナルノックアウトマウス / 皮膚腫瘍 / 神経堤細胞 / 創傷治癒 |
研究成果の概要 |
本研究では神経提細胞マーカーであるNestin陽性細胞の、皮膚における局在および分化運命について解析したと共に、皮膚腫瘍における同細胞の挙動について解析した。その結果、毛乳頭や皮膚腫瘍周囲の真皮には、Nestinを発現する紡錘形細胞ならびに血管周皮細胞が分布していることを証明した。また外毛根鞘細胞、ならびにケラトアカントーマを構成する角化細胞が、Nestin陽性細胞の娘細胞により構成されることを証明した。これらの結果は、nestinを発現する紡錘形細胞が角化細胞の増殖に関与している可能性、また毛包上皮や一部の皮膚腫瘍を構成する角化細胞が、神経堤幹細胞の娘細胞である可能性を示唆するものとなった。
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