研究課題/領域番号 |
25660255
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
久保田 浩司 北里大学, 獣医学部, 教授 (80263094)
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連携研究者 |
垣内 一恵 北里大学, 獣医学部, 助教 (90509184)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 幹細胞 / 分化・発生 / 生殖 / バイオテクノロジー / 精原幹細胞 / 初期化 / 人工幹細胞 |
研究成果の概要 |
山中因子を分化した体細胞へ導入することにより細胞が初期化され人工多能性幹細胞(iPSC)が樹立される。山中因子によって初期化した体細胞を精原幹細胞(SSC)培養系におき、その培養選択圧下においてSSCへのリプログラミングがおこるか検討した。雄胎子線維芽細胞へ山中因子発現プラスミドを導入後、胚性幹細胞(ESC)培養条件下もしくはSSC培養条件下で培養したところ、ESC培養条件下では細胞が初期化されiPSCが誘導されたが、SSC培養条件下ではSSC様細胞もiPSCも誘導されなかった。一方、ESC培養条件下で初期化した後、SSC培養条件下におくことにより人工SSCが誘導できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精子の源となる精原幹細胞を人工多能性幹細胞(iPS細胞)のように体細胞から得ることができれば、優良個体や稀少動物種の繁殖に有用である。山中因子を導入して初期化した細胞を直接精原幹細胞の培養条件下で培養することにより精原幹細胞への分化誘導を試みたところ(ダイレクト・リプログラミング)、初期化の培養条件を検討することにより人工精原幹細胞の樹立の可能性が示唆された。本研究は新たな精子産生細胞の樹立に向けて重要な知見を示すものである。
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