研究課題/領域番号 |
25660282
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
菅野 学 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (10462847)
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連携研究者 |
鎌形 洋一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域研究戦略部, 研究戦略部長 (70356814)
玉木 秀幸 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (00421842)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 微生物 / 植物共生細菌 / 放線菌 / 水素 / 一酸化炭素 / 生物地球化学 / 大気物質循環 / 地球温暖化 |
研究成果の概要 |
植物圏に生息する微生物が温室効果ガスの消費に寄与しうるかを検証するため、間接的温室効果ガスの水素を取り込む植物共生微生物に着目して研究を実施し、以下を明らかとした。高親和性水素酸化酵素の大サブユニットをコードするhhyL遺伝子が多様な植物種から検出され、高親和性水素酸化細菌が環境中の植物に広く存在することが示唆された。植物体内から分離した145株から、hhyL遺伝子を有する7株のStreptomyces属細菌が大気濃度以下にまで水素を酸化することを確認した。無菌植物に分離株を接種したところ、植物体内の局在が確認され、植物中と土壌中で細胞あたり同等の水素酸化能を示した。
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