研究課題/領域番号 |
25670011
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
加藤 将夫 金沢大学, 薬学系, 教授 (30251440)
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連携研究者 |
中道 範隆 金沢大学, 薬学系, 准教授 (10401895)
若山 友彦 金沢大学, 医学系, 准教授 (70305100)
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研究協力者 |
加納 聰
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 経皮吸収 / 貼付剤 / 添加剤 / トランスポーター / ドラッグデリバリー |
研究成果の概要 |
Breast cancer resistance protein (BCRP)とp-glycoprotein (P-gp)は多様な物質を細胞外へ排出する膜輸送体である。本研究では経皮投与医薬品に含まれる添加剤でこれら膜輸送体を制御することを目的とした。BCRPの機能を阻害する添加剤を複数見出した。BCRPに対する阻害定数は、添加剤のオクタノール/水分配の計算値(xlogP)と相関した。見出された添加剤はBCRPによる基質の経細胞輸送や、除毛マウス皮膚に投与したrhodamine 123の真皮および血漿中への移行量を低下させた。以上より、皮膚ABC膜輸送体の添加剤による制御の可能性が示唆された。
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