研究課題
挑戦的萌芽研究
NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)は肝硬変、さらには肝がんへと移行する重篤な疾患であるが、NASH発症・進展機序の詳細は不明である。最近我々は、移植するだけで、マウスにNASHを発症させる特殊なNKT細胞集団を発見した。本研究は、①この特殊なNKT細胞の免疫学的機能解析を詳細に行い、②治癒困難なNASHに対する創薬に挑戦することである。本結果から、①NASHの初期状態は、CXCL16欠損マウスに2週間CDAA食摂食によって観察された。さらに、NKT細胞による肝単核細胞から産生されるIFN-γおよびTNF-αは、肝細胞における脂質蓄積のためのエフェクター分子であることが明らかとなった。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
BMC Cancer.
巻: 14 号: 1 ページ: 949-949
10.1186/1471-2407-14-949