研究課題/領域番号 |
25670024
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西 毅 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (60403002)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | S1P / 輸送体 / クリックケミストリー / SPNS2 / 蛍光プローブ / 膜輸送体 / クリック反応 / 阻害剤 / スフィンゴ脂質 |
研究成果の概要 |
SPNS2輸送体の機能を阻害することで副作用の少ない新しい免疫抑制剤の探索を目指し、阻害剤のスクリーニング系の構築を進めた。あらかじめ蛍光標識したS1Pは培養細胞では元々存在していた多剤排出輸送体の基質となってS1P輸送体とは関係なく放出されることを明らかにした。そこで、培養細胞を用いたSPNS2依存的なS1P放出の簡便な検出のために、Alkyn-スフィンゴシンの合成を進め、クリック反応によって水溶液中であれば蛍光を用いてμM程度の検出感度で検出できることを見いだした。今後は、これらの系を実際のS1P輸送阻害剤の探索に用いられるように改良を進め、新しい薬の開発を目指す。
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