研究課題/領域番号 |
25670025
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
辻川 和丈 大阪大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (10207376)
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連携研究者 |
野々村 祝夫 大阪大学, 医学系研究科泌尿器科, 教授 (30263263)
植村 元直 大阪大学, 医学系研究科泌尿器科, 教授 (40631015)
藤田 和利 大阪大学, 医学系研究科泌尿器科, 教授 (50636181)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 淡明型腎細胞がん / 患者がん組織移植マウス / LOXL2 / 悪性化 / 幹細胞 / 腎癌 / 癌患者組織移植マウス / 癌幹細胞 / miRNA / 患者癌組織移植マウス / 増殖因子 |
研究成果の概要 |
最も典型的な腎細胞がんである淡明型腎細胞がん(ccRCC)の分子標的治療薬の創製においては、ccRCCの悪性化の分子機序を理解する必要がある。この研究ではccRCC患者術後検体をマウスに移植した腫瘍モデルを作製した。さらにその腫瘍の継代移植により組織学的に腎細胞がんの悪性化像を認めた。この結果はこのマウスがccRCCの悪性化機序解明や治療創薬に有望なモデルとなることを示した。またccRCCの悪性化に関わる分子としてLOX-like protein 2 (LOXL2)を発見した。LOXL2はインテグリンα5/β1の発現を制御することにより腫瘍悪性化に関わっていることも突き止めた。
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