研究課題/領域番号 |
25670042
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
荻田 喜代一 摂南大学, 薬学部, 教授 (90169219)
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研究分担者 |
米山 雅紀 摂南大学, 薬学部, 准教授 (00411710)
芝 達雄 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (00634958)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 難聴 / 酸化ストレス / ギャップ結合 / コネキシン / 内耳 / カルベノキソロン / 平衡感覚異常 / 薬理学 / 感音難聴 / 音響外傷ストレス / 心的ストレス / カルパイン |
研究成果の概要 |
音響外傷性難聴動物モデルにおいて、蝸牛外側壁線維細胞のギャップ結合構成蛋白質コネキシンの細胞内局在変化および分解が酸化ストレスを介して惹起されることを見いだした。コネキシンの分解消失が有毛細胞障害に先立って起こる知見は、蝸牛外側壁線維細胞の酸化ストレスによる内耳内イオンバランスの破綻が有毛細胞障害の原因の一つであることを示唆するものである。さらに、カルパインの活性化がコネキシンの細胞内局在変化と分解を誘発することを明らかにした。このように、感音難聴の発症機序の一つに酸化ストレスによるカルパインの活性化が関与することが推察される。
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