研究課題
挑戦的萌芽研究
C型肝炎はHCV感染により引き起こされる疾患である。ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法が1型のHCVに対して効果が高く、標準治療になっている。HCVプロテアーゼ阻害剤も最近上市されたが、HCV患者に対する新しい治療法の開発は未だ重要である。我々は多重薬理作用によるC型肝炎の新しい治療戦略の提案を目指した。今回、2つのアプローチを検討した。一つ目は、ヒト由来の複数の標的タンパク質の機能を低分子により変化させる方法であり、もう一つは低分子によりHCV由来の標的タンパク質に対して阻害作用と分解作用の両方を有する化合物である。目的とする機能性化合物の創製に向けての基盤となる一定の成果を得た。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件)
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