研究課題/領域番号 |
25670063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
今井 康之 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (80160034)
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研究分担者 |
黒羽子 孝太 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (90333525)
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連携研究者 |
小林 裕和 静岡県立大学, 大学院食品栄養環境科学研究院, 教授 (80170348)
丹羽 康夫 静岡県立大学, 大学院食品栄養環境科学研究院, 助教 (00222191)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 粘膜免疫 / 抗体医薬 / 免疫グロブリンA / 植物発現系 / 生体防御免疫 / 生体防御効果 |
研究成果の概要 |
近年、抗体医薬の普及が進んだが、生産コストに課題があり、IgGクラスの抗体に限られるのが現状である。粘膜表面での受動免疫を実現できる可食性IgA抗体医薬は未開発である。分泌型IgAは2量体IgAと分泌片で構成され、動物体内では異なる細胞由来のポリペプチドから構築されている。そこで、植物を用いて分泌型IgAをワンステップで作製することを試みた。具体的には、志賀毒素特異的な分泌型IgAをモデル植物および実用植物に作らせ、毒素中和活性を証明した。志賀毒素の消化管からの侵入機構の解明につなげるため、志賀毒素の大腸上皮細胞に対する傷害活性をin vivoにおいて高感度で検出する方法を確立した。
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