研究課題/領域番号 |
25670078
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
家入 一郎 九州大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60253473)
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研究分担者 |
廣田 豪 九州大学, 薬学研究院・薬物動態学分野, 助教 (80423573)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | microRNA / P-gp / miRNA / p-糖タンパク質 / 転写制御 / 抗がん剤 / 耐性克服 |
研究成果の概要 |
我々はこれまでにmiR-27がP-glycoprotein (P-gp)発現制御に関与する事を見出しており、本研究ではその制御メカニズムを解明するとともに、miR-27aのP-gp発現への影響が細胞間で異なるという現象に着目し、効果的ながん化学療法を指向した研究を行った。Caco2細胞におけるmiR-27aによるP-gp発現上昇作用は、miR-27aがHIPK2発現を抑制することで引き起こされることが示唆された。また、miR-27a発現量を変動させることでイリノテカン、ドキソルビシンに対する感受性が変化したことから、miR-27a発現量の制御に基づく効果的ながん化学療法への応用が期待される。
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