研究課題/領域番号 |
25670083
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 長浜バイオ大学 |
研究代表者 |
奈良 篤樹 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 講師 (60387959)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 薬剤耐性 / オートファジー / ドキソルビシン / 抗がん剤排除 |
研究成果の概要 |
抗がん剤排除などの薬剤耐性は、処方した抗がん剤の無力化に直結する、重大な問題である。抗がん剤がどのよう経路で細胞外へ排除されるかという謎に対しては、ほとんど分かっていない。本研究課題では、抗がん剤ドキソルビシンを用いてオートファジーによる薬剤排除機構を解明することを目指した。本研究によって、核に蓄積したドキソルビシンを直接オートファジーによって排出することが判明した。本研究の成果は、単に抗がん剤をリソソームに隔離して薬効を無力にするだけでなく、核内の物質の排除に細胞質側から積極的に関与する新規のシステムの存在が明らかとなったことである。
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