研究課題
挑戦的萌芽研究
脳構造には性差があり、これにより脳機能の性差が生じる。これまでの研究から、エストロゲン受容体αの発現に雌優位な性差がある新規領域をマウスの視床下部で発見した。本研究では、当該脳領域の形態学的特徴、性差形成のメカニズム、生理機能について解析した。その結果、ニューロン数には雌優位な性差があること、その性差の形成には性ステロイドホルモンが重要な働きをすることが示された。当該脳領域は雌性行動の発現制御に関与しないことが示唆された。生理機能の解明には更なる研究が必要である。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (22件) (うち招待講演 6件)
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