研究課題/領域番号 |
25670187
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 独立行政法人国立国際医療研究センター (2014) 東京大学 (2013) |
研究代表者 |
田中 稔 独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 室長 (80321909)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 幹細胞 / 再生 / 肝細胞 / 胆管上皮細胞 / 前駆細胞 / 肝障害 / 肝再生 / 細胞運命 / 肝幹/前駆細胞 / 肝癌幹細胞 |
研究成果の概要 |
重篤な肝障害時に出現するオーバル細胞は旺盛な増殖能と未分化性を有し,肝細胞と胆管上皮細胞へ二方向性に分化することで肝再生に寄与する幹/前駆細胞(LPC)と考えられてきた.しかし,実際にオーバル細胞がどの程度,肝再生に寄与しているのかは不明であった.そこで,オーバル細胞特異的マーカー分子であるTROP2に遺伝子改変を加えたマウスを作製し,肝障害後に出現するオーバル細胞の標識を行なった.その結果,DDC薬剤による肝障害後の再生過程では,オーバル細胞はほとんど肝細胞を供給していないことが明らかとなった.
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