研究課題/領域番号 |
25670198
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験病理学
|
研究機関 | 独立行政法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
藤原 成悦 独立行政法人国立成育医療研究センター, その他部局等, その他 (30173488)
|
連携研究者 |
今留 謙一 国立成育医療研究センター, 母児感染研究部, 室長 (70392488)
松田 剛 国立成育医療研究センター, 母児感染研究部, 研究員 (60392130)
金兼 弘和 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (00293324)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | EBウイルス / ヒト化マウス / XIAP欠損症 / 免疫不全症 / サイトカイン / 血球貪食性リンパ組織球症 |
研究成果の概要 |
EBウイルス(EBV)に対して免疫応答の異常を示す原発性免疫不全症をヒト化マウスで再現することを試みた。1名のXIAP欠損症患者から分離した造血幹細胞を4頭のNOGマウスに移植したところ、3頭のマウスでヒト細胞が生着した(ヒトCD45陽性率、0.3-20.4%)。うち2頭にEBVを感染させたところ、末梢血にEBV DNAが検出され(最高8×10E+3 copies/μg DNA)、末梢血CD8+ T細胞の割合が急激に増加したため、感染が成立したと考えられた。XIAP欠損症患者のEBV感染に特徴的な高サイトカイン血症がこれらのマウスで再現されているかどうか、現在詳細を解析中である。
|