研究課題/領域番号 |
25670211
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
戸邉 亨 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70207596)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 外膜小胞 / デリバリーシステム / エンドトキシン / LPS / OMV / ターゲッティング / 物質輸送 / 薬剤耐性因子 / 腸内環境因子 / 抗生物質 |
研究成果の概要 |
ほとんどの細菌が膜胞を産生することが最近の研究から明らかになってきた。グラム陰性菌の膜胞は、外膜小胞(OMV)として外膜から作られることが知られている。今回の研究では、主に大腸菌を用いて以下の結果を得た。OMVの産生は、菌株により異なること、培地に添加する因子により変動すること、細胞質由来の蛋白質は細菌間で伝達できる可能性があることが示唆された。一方、外膜表層に任意の蛋白質断片を発現させるシステムを作成し、特定の病原性大腸菌に特異的に結合できる因子を得た。最後に、エンドトキシン活性を減弱できる遺伝子を見いだした。これらの結果は、膜胞を感染制御に応用するうえで有益な情報を提供するものである。
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