研究課題/領域番号 |
25670233
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 独立行政法人国立国際医療研究センター (2014) 慶應義塾大学 (2013) |
研究代表者 |
木村 彰宏 独立行政法人国立国際医療研究センター, その他部局等, その他 (20533318)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ハルミン / LPS / Th17 / Treg / アルカロイド / Th17細胞 / Treg細胞 / IL-6 / マクロファージ |
研究成果の概要 |
本研究では、ハルミンが標的因子Xを介してLPS誘導性のIL-6産生を抑制していることを明らかにした。またハルミンがLPSによるエンドトキシンショックを抑制するはたらきがあることを発見した。 ハルミンはTreg細胞分化を促進するはたらきがあることを示していたが、この促進効果においてもハルミンの標的因子Xを介して行なわれていることを解明した。一方でハルミンはTh17細胞の分化を抑制する作用を有しているが、Th17細胞分化抑制においても標的因子Xを介していた。以上のことから免疫応答におけるハルミンの薬理作用は標的因子を介していることが証明された。
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