研究課題/領域番号 |
25670276
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山本 惠三 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (90254490)
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研究分担者 |
笠原 敬 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (50405403)
中山 章文 岐阜医療科学大学, 保険科学部, 教授 (70536721)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | βーラクタマーゼ / X線結晶構造解析 / 基質特異性 / 構造変化 / β―ラクタマーゼ / X線結晶構造解析 / 多剤耐性 / タンパク質精製 / クローニング / 大量発現 / 大腸菌 |
研究成果の概要 |
DNA配列、及び構造の比較から、CTX-M型β-ラクタマーゼの基質特異性の変化に関与するのは、3つのループ部分、Ωループ、VNYNPループ、α/βドメインを繋ぐループに生じたアミノ酸置換であることが示唆された。α/βドメインを繋ぐループ中に存在するAla-219に対し、A219V、A219L、 A219F、の変異型酵素を作成し構造を解析した。その結果、野生型に対し、A219Lの主鎖は最大0.42 nmという大きな変位を示したことから、CTX-M型β-ラクタマーゼの構造は潜在的に柔軟性があり、ループ部分のアミノ酸置換により、全体構造と活性が大きく変化することが示された。
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