研究課題/領域番号 |
25670288
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
水村 和枝 中部大学, 生命健康科学部, 教授 (00109349)
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研究協力者 |
久保 亜抄子 中部大学, 生命健康科学部・水村研究室, 研究員
堀田 典生 中部大学, 生命健康科学部, 講師
田口 徹 名古屋大学, 環境医学研究所, 講師
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 感作機構 / 機械的反応 / 細胞外マトリクス / プロテオグリカン / 酸 / MCP-1 / ケモカイン / versican / 骨格筋 / 侵害受容器 / 機械痛覚過敏 / 機械反応 / IB4 / 感作 |
研究成果の概要 |
機械痛覚過敏の末梢性機構は不明な点が多い。細胞外マトリクスプロテオグリカンであるversicanの末梢性痛覚感作における役割を解明することを目的として本研究を実施した。ラットにおいて、酸による培養痛み受容器細胞の機械感受性増強にも、酸による筋痛み受容器線維の機械反応増強にも、versicanの関与が示された。一方、MCP-1はversican を介して感作作用を及ぼすことが報告されていたが、培養痛み受容器細胞レベルでも、組織レベルで皮膚痛み受容器線維の記録でも、versican の関与を示すことはできなかった。MCP-1による感作には神経以外の細胞の関与が示唆された。
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