研究課題/領域番号 |
25670298
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
磯 博康 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50223053)
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研究分担者 |
澤田 典絵 国立研究開発法人国立がん研究センター, その他部局等, 室長 (00446551)
山岸 良匡 筑波大学, 医学医療系, 講師 (20375504)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 魚 / バイオマーカー / n-3系多価不飽和脂肪酸 / 重金属 / 虚血性心疾患 / コホート研究 / 予防医学 / 1 |
研究成果の概要 |
本研究では一般集団を対象に血中の魚関連バイオマーカー(血漿n-3系多価不飽和脂肪酸、水銀、カドミウム)を測定し、その虚血性心疾患発症への関与をコホート内症例対照研究の手法により分析した。血漿エイコサペンタエン酸と虚血性心疾患発症との間には負の関連の傾向が認められ、さらに血漿水銀・カドミウム濃度の各中央値で層別したところ、いずれの層においても同様な関連が認められた。確定的な結論は得られないが、血漿中の水銀やカドミウム濃度が高い人では魚の虚血性心疾患予防効果が減弱するとする当初の研究仮説は支持されず、日本の一般人において重金属濃度にかかわらず魚の虚血性心疾患予防効果が認められる可能性が示された。
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