研究課題
挑戦的萌芽研究
慢性偽性腸閉塞(Chronic intestinal pseudo-obstruction以下CIPO)は主に小腸の運動が低下することによる腸管内容物の輸送障害により器質的消化管の閉塞機転がないのにかかわらす消化管閉塞による症状と画像上の鏡面像を呈する原因不明の難治性疾患である。今回の研究ではCIPO患者の症状緩和及び小腸機能廃絶防止の観点から、患者負担の少ない腸管減圧方法として胃瘻空腸チューブ(PEG-J)の有用性を検討した。PEG-J減圧療法は、CIPOの症状の主観的側面(腹部症状)、客観的側面(栄養状態)いずれの改善に対しても大いに貢献することが示された。
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先端医学社
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