研究課題
挑戦的萌芽研究
筋萎縮性側索硬化症 (ALS)などでは、TDP-43が断片化などの修飾を受け、変性神経細胞内に蓄積している。中でも、約25kDaのC末端断片 (CTF25)の蓄積が顕著である。しかし、正確な切断点、切断酵素、切断の生物学的意義の詳細については不明であった。本研究では、小胞体に局在するカスパーゼ4が、174番目のアスパラギン酸残基を認識・切断することによりCTF25が産生されることを明らかにした。本切断は、TDP-43のクリアランス開始のシグナルとなっており、この切断を阻止すると、クリアランス速度が著しく遅くなり、過剰となった完全長TDP-43を介して、細胞死が増悪することも明らかにした。
すべて 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件) 備考 (2件)
Nature Communications
巻: 6 号: 1 ページ: 6183-6183
10.1038/ncomms7183
Methods in Molecular Biology
巻: 1262 ページ: 247-263
10.1007/978-1-4939-2253-6_15
ファルマシア
巻: 51(1) ページ: 37-41
130007447862
Molecular cell
巻: 55 号: 2 ページ: 186-198
10.1016/j.molcel.2014.05.022
新着論文レビュー
巻: e9044
Brain Medical
巻: 26(3) ページ: 209-215
Medical Science Digest
巻: 40(7) ページ: 324-325
Congenital Anomalies
巻: 54 号: 1 ページ: 12-21
10.1111/cga.12043
医学のあゆみ
巻: 247 ページ: 421-426
領域融合レビュー
巻: e010 ページ: 1-8
実験医学(増刊)
巻: 31 ページ: 1124-1131
http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2015/20150129_1
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/rna/publications.html