研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、膵β細胞や脂肪細胞に発現する甘味受容体を活性化する内因性のリガンドを明らかにし、その作用、生理学的・病態生理学的意義を明らかにすることを目的としている。研究開始当初は、体内や細胞内に存在する代謝産物がリガンドではないかと想定し検討を進めたが、その過程で、生理的にもっとも重要な糖であるグルコースがこの受容体のリガンドであることが明らかになった。それ以降は、グルクースによる受容体の活性化機構、細胞内シグナル、その意義などについて検討を行った。その結果、グルコースはグルコース感知受容体を活性化して細胞内の代謝を促進すること、これによりインスリン分泌に関与することが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 5件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件)
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