研究課題/領域番号 |
25670501
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
平川 聡史 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (50419511)
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連携研究者 |
松崎 典弥 大阪大学, 工学研究科, 助教 (00419467)
明石 満 大阪大学, 工学研究科, 教授 (20145460)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リンパ管新生 / シグナル伝達 / 増殖因子 / 細胞 / 癌 / 細胞培養 / 細胞外マトリックス / 再生医療 |
研究成果の概要 |
ヒト皮膚から単離した培養リンパ管内皮細胞は、VEGFシグナルを研究する上で一定の役割を果たしている。しかし、組換えVEGF-Cに対する応答性は乏しく、リンパ管内皮細胞が本来持つシグナルを反映するものではない。そこで、本研究では3次元培養皮膚を構築する積層化技術を応用し、線維芽細胞上にリンパ管内皮細胞を培養した。すると、積層化したリンパ管内皮細胞は、生理的な濃度の組換えVEGF-Cに応答し、脈管様の構造を形成した。従って、脈管が存在する間質組織を模した培養系でリンパ管内皮細胞を培養すると、内皮細胞が本来持つ機能が生じることが本研究から明らかになった。
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