研究課題/領域番号 |
25670502
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小川 靖 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10567754)
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連携研究者 |
杉浦 一充 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70335032)
秋山 真志 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60222551)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 皮膚科学 / 先天性角化異常症 / 道化師様魚鱗癬 / NLSDI / ケラチノサイト / 脂質代謝 / 転写調節 / エピジェネティクス / PPAR |
研究成果の概要 |
遺伝性角化異常症である道化師様魚鱗癬とNLSDIのモデルマウスについて研究を行った。初代培養ケラチノサイト(KC)に対してPPARδアゴニストを投与する事により、一部の表皮分化マーカーの発現が回復した。一方で、全般的な症状改善にはいたらなかった。マウス胎仔にin uteroで薬剤を投与する実験をおこなったが、子宮内治療は成功しなかった。皮膚KCに存在する未知TGリパーゼの検索を、PNPLAファミリーを対象として行ったが、同定はできなかった。これら以外に未知リパーゼが存在すると考えられた。今回作成した実験系は、今後更なる研究を行う上での有用なツールであり、今後更なる研究が必要であると考えられる。
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