研究課題/領域番号 |
25670522
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
久下 裕司 北海道大学, アイソトープ総合センター, 教授 (70321958)
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研究分担者 |
志水 陽一 北海道大学, アイソトープ総合センター, 助教 (90634212)
趙 松吉 北海道大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (80374239)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 放射線 / 核医学診断 / 人工抗体 / 不安定プラーク / 組織因子 |
研究成果の概要 |
動脈硬化の診断においては、“破綻しやすいプラーク”を的確に把握することが重要である。本研究では、プラーク破綻とそれに伴う血栓形成に関与する組織因子(Tissue Factor, TF) を標的とし、血中や非標的組織から速やかに消失する低分子化抗体を母体骨格とする核医学診断剤の創製を目指した。 すなわち、TFを認識する抗体より低分子化抗体“TF-Fab”を作製した後、99mTcで標識し、99mTc-TF-Fabを得た。また、99mTc-TF-Fabはマウス血漿中にて安定に存在した。本研究により、99mTc-TF-FabがTF発現に基づく動脈硬化イメージング剤としての特性を有することを示した。
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