研究課題/領域番号 |
25670586
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 雅夫 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30163570)
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研究分担者 |
高畑 俊一 九州大学, 大学病院, 講師 (50437779)
上田 純二 佐賀大学, 医学部, 准教授 (90529801)
真鍋 達也 九州大学, 医学研究院, 助教 (60546464)
白羽根 健吾 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (10529803)
大内田 研宙 九州大学, 大学病院, 助教 (20452708)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵星細胞 / 癌微小環境 / リモデリング / 治療抵抗性 / 遺伝子改変マウス / CD51 |
研究成果の概要 |
遺伝子改変膵癌発生モデルマウスを作製し、膵癌同所移植マウスとは異なり、前癌病変である膵管上皮内腫瘍性病変や、間質における線維増生を認め、ヒト膵癌組織に類似した病理組織像を呈することを確認した。 インテグリンαvは膵癌間質に高発現しており、膵星細胞におけるインテグリンαvの発現を抑制したところ、コラーゲンⅠやフィブロネクチンなどの細胞外基質の産生が低下し、また、PDGF-Aなどの癌間質相互作用に関係する因子や線維化促進作用をもつ増殖因子の発現が低下した。膵癌細胞株と膵星細胞をマウスの皮下に共移植すると、対照群に比べて膵星細胞のインテグリンαvノックダウン群で腫瘍径が減少する傾向にあった。
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