研究課題/領域番号 |
25670587
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
永井 英司 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (30264021)
|
研究分担者 |
仲田 興平 九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (30419569)
宮坂 義浩 九州大学, 医学研究院, 助教 (40507795)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 癌関連線維芽細胞 / 細胞外基質クリアランス / 上皮間葉移行 / オートファジー |
研究成果の概要 |
膵癌の浸潤過程において癌関連線維芽細胞による基質クリアランスや癌細胞の上皮間葉移行が重要とされているが、今回我々は癌細胞自身が行う基質クリアランスと細胞の自己成分を分解する代謝機構であるオートファジーの関与について研究を行った。 ヒトの組織では膵癌細胞におけるオートファジーが亢進しており、治療標的となり得る可能性が示唆された。オートファジー阻害薬である3-MAによって膵癌細胞の浸潤能は抑制され、オートファジー関連遺伝子であるAtg7の発現をshRNAで抑制すると、膵癌細胞の増殖能は抑制された。また膵癌でAGR2という蛋白質の下方制御は、有用な予後マーカーであることを報告した。
|