研究課題/領域番号 |
25670599
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
垣花 学 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20274897)
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研究分担者 |
中村 清哉 琉球大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00363680)
比嘉 達也 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (10404568)
和泉 俊輔 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (90649401)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 一酸化窒素 / 脊髄虚血 / 遅発性脊髄障害 / 側副血行路 / 亜硝酸ナトリウム / 神経障害 |
研究成果の概要 |
本研究ではラット大動脈遮断による虚血性脊髄障害に対する亜硝酸ナトリウムならびに一酸化窒素吸入の神経細胞保護効果について検討した。その結果、亜硝酸ナトリウム投与は、脊髄虚血後の脊髄血流を血圧依存的に増加させ、側副血行の増強作用を示すことが示唆された。しかし、一酸化窒素吸入では、その効果は認められなかった。亜硝酸ナトリウムに大動脈遮断中の脊髄血流増加効果は認められたが、脊髄神経保護効果は認められなかった。その理由としては、大動脈遮断解除による全身性アシドーシスにより亜硝酸ナトリウムの血管拡張作用が増強され、低血圧を誘発することが関与していると推測された。
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