研究課題/領域番号 |
25670604
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
丹藤 由希子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (70596212)
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研究分担者 |
近藤 丘 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (10195901)
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連携研究者 |
青木 淳賢 東北大学, 薬学研究科, 教授 (20250219)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 肺移植 / LPA / モデルマウス / 閉塞性細気管支炎 / 移植 / 免疫学 / オートタキシン |
研究成果の概要 |
閉塞性細気管支炎は細気管支領域が不可逆的閉塞をきたすことにより呼吸不全を引き起こす疾患であり、その主因は肺移植による慢性免疫拒絶である。その病態には不明な点が多く、有効な治療・予防法がない。本研究は、オートタキシン-リゾフォスファチジン酸(LPA)系を抑制することで本症の発症を予防できるかを検証した。 肺移植モデルマウスを用いた実験で、LPA1およびLPA3のアンタゴニスト投与が病態初期に起こる気道上皮の脱落を抑制することを明らかにした。また、ヒト気道上皮細胞を用いた実験で、LPAが細胞の基質への接着を減弱させ、それがLPA1を介していることを明らかにした。
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