研究課題/領域番号 |
25670629
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
川口 浩 東京大学, 医学部附属病院, 届出診療医 (40282660)
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研究分担者 |
田中 健之 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00583121)
澤田 良子 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (30648308)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 変形性関節症 / 関節軟骨 / 低酸素 / オートファジー / 整形外科学 / autophagy / chondrocyte / hypoxia |
研究成果の概要 |
培養軟骨細胞において低酸素ストレス、飢餓ストレスを与えて観察したところ、他の細胞で既知の反応であるオートファジー関連因子の発現・活性上昇のトリガーの一つとして転写因子HIF1Aの安定化が関与することが判明した。Hif1a-floxマウスから関節軟骨細胞を単離して、アデノウイルスを用いてCreリコンビナーゼを導入してHif1aをノックアウトしたところ、オートファジーの誘導は部分的にキャンセルされたが、同時に細胞死の亢進も観察され、Mmp13などの軟骨基質分解酵素の発現が誘導された。このメカニズムは変形性関節症の病態の一端を担う可能性が考えられる。
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