研究課題/領域番号 |
25670632
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池淵 祐樹 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20645725)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨細胞 / 骨代謝カップリング / 骨カップリング / 細胞分化制御 |
研究成果の概要 |
骨細胞より分泌される骨形成抑制因子SOSTに関して、その発現制御にRANKLを受容体とする「RANKL逆シグナル」の関与を検証した。まず、骨細胞の適切なin vitro培養法の構築を行った。骨基質の主要な成分であるI型コラーゲンにマトリゲルを添加した三次元培養下において、骨細胞はその形質を長期間に渡って保持可能であった。続いて、RANKL逆シグナルを骨細胞に入力した結果、SOST分子の発現量が有意に上昇し、同時にRANKL/OPGの発現量比も増大した。これらはマウスでも同様の傾向が観察され、RANKL逆シグナルによって骨吸収の促進、骨形成の抑制が効率的に行われていることが示唆された。
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