研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の究極の目的は、チンパンジー化椎間板を持つ実験動物の樹立を提案した。まず既に樹立されたチンパンジー人工多能性幹細胞(iPS細胞)が1細胞に単離された後にマウス変異受精卵に移植しても生着・分化・キメラマウスの臓器発生に寄与するかどうか検討を行った。しかし、Ptf1a-nullホモ変異受精卵を使用した実験では単離されたチンパンジーiPS細胞がマウス臓器発生への寄与を認めなかった。このことは、異種細胞集団組織へ単離された1細胞レベルでの移植は、隣接細胞からのシグナル伝達機構が異種細胞間のミスマッチで消失することが決定的な負のバイアスとなっていることが推測された。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件) 備考 (4件)
Oncogene
巻: in press 号: 18 ページ: 1-6
10.1038/onc.2015.294
Human Genet. Embryol.
巻: 3 号: 02 ページ: 1-7
10.4172/2161-0436.1000107
PLoS Genet.
巻: Vol.9 号: 2 ページ: 1-17
10.1371/journal.pgen.1003204
http://irda-genetics.kuma-u.jp/publication/p02.html
http://irda-genetics.kuma-u.jp/publication/p07.html
http://irda-genetics.kuma-u.jp/research/r06.html