研究課題
挑戦的萌芽研究
LPS投与による自然免疫賦活化により、損傷脊髄における炎症のバランスが変わり神経保護・修復効果が得られる、という仮説を立て、LPS投与をマウス脊髄損傷モデルに対して施行した。LPS投与群で炎症反応は組織修復的な性質に変化する事、損傷部が縮小する事、そして良好な後肢運動機能が得られる事が示された。本研究の結果から、LPS投与による自然免疫賦活化は、中枢神経損傷に対し組織修復を簡便かつ効果的に誘導するストラテジーであることが示唆された。
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J Neurosci Res.
巻: 92(12) 号: 12 ページ: 1647-58
10.1002/jnr.23448