研究課題
挑戦的萌芽研究
骨軟部腫瘍の転移は複雑な一連の過程を経て成立するが、腫瘍細胞は非常に早期から血中にCTCs(circulating tumor cells)として観察され、転移成立には転移先での腫瘍増殖が最も重要である。我々は研究室で樹立したマウス骨肉腫高肺転移株(LM8)を同種同所移植後、CTCsを生きたままで培養することに世界で初めて成功、原発巣のLM8と比較しCTCsの方が高いanti-anoikis活性を有し、浮遊培養条件下でも増殖することを見いだした。さらに肺という原発巣と異なる環境下における腫瘍細胞の増殖に、stiffnessの異なる条件下の3次元増殖にVEGFが重要な役割をする事を見いだした。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (18件) (うち招待講演 2件) 備考 (2件)
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