研究課題/領域番号 |
25670666
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
槇田 浩史 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (20199657)
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連携研究者 |
伊藤 裕之 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80595554)
内田 篤治郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (40262183)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | iPS細胞由来神経細胞 / 麻酔薬 / 毒性評価 / ケタミン / ミトコンドリア / アポトーシス / iPS細胞 / 神経幹細胞 / 麻酔薬毒性 / 幼弱脳 / 活性酸素種 |
研究成果の概要 |
神経細胞に分化誘導されたヒトiPS細胞に対して、これまでに動物実験で幼弱脳に対してアポトーシスを誘導するとされる麻酔薬を作用させ、ヒト神経細胞における麻酔薬の毒性検討モデルを作成し、今後考案される治療法の効果判定系を確立することをめざした。麻酔薬として、ケタミンを使用した結果、①ケタミンは100μM程度の濃度で機能を低下させ、ATPの産生量が低下すること②さらに高濃度のケタミンにより、細胞内のROSレベルが上昇し、Caspaseの活性が亢進し、アポトーシスが誘導されることが示された。iPS由来のドパミン作動性ニューロンは、麻酔薬の毒性評価系として、有用な実験系であると考えられた。
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