研究課題/領域番号 |
25670671
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
福田 和彦 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90199224)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 亜酸化窒素 / オピオイド受容体 / 鎮痛 / 鎮静 / 鎮痛作用 / 鎮静作用 / ノックアウトマウス / ノシセプチン |
研究成果の概要 |
亜酸化窒素の鎮痛作用にオピオイド受容体が関与することは従来報告されていたが、どのオピオイド受容体が関与するかは明らかではなかった。本研究では、κオピオイド受容体欠損マウスにおける亜酸化窒素の作用を検討した。亜酸化窒素の鎮痛作用を酢酸ライジング試験、ホットプレイト試験により検討した結果、いずれの方法においてもκオピオイド受容体欠損マウスでは亜酸化窒素の鎮痛作用がほとんど消失していた。一方、亜酸化窒素の鎮静作用はκオピオイド受容体欠損マウスでも変化がなかった。以上の結果は、亜酸化窒素の鎮痛作用はκオピオイド受容体を介すること、鎮静作用は別の機序によることを示している。
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