研究課題/領域番号 |
25670676
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
下坂 典立 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (90297854)
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研究分担者 |
小林 良喜 日本大学, 松戸歯学部, 助手(専任扱) (10609085)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | midazolam / IgE CSR / IgE抗体産生抑制 / ベンゾジアゼピン受容体 / ミダゾラム / IgEクラススイッチ / アレルギー発症抑制 / IgE抗体 / クラススイッチ / B細胞 |
研究成果の概要 |
ミダゾラム(MDZ)がIgE抗体産生を抑制するか調査した。MDZ投与後、卵白アルブミンとコレラ毒素をマウスの腹膜内に投与し、OVA特異的IgE抗体と総IgE抗体、B細胞表層のIgE抗体をELISAとFlow cytometryよって解析した。さらにIgE関連遺伝子発現をRT-PCRで解析した。結果は、MDZがIgE抗体産生を抑制し、εGLTとεCTの遺伝子レベルを減少させた。mRNAとタンパク質濃度で、IFN-γは上昇したが、IL-4 のmRNAとタンパク質濃度は減少した。したがって、MDZはIgE抗体のレベルを減少させ、アレルギー疾患に対して安全に使用できる可能性が示唆された。
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