研究課題/領域番号 |
25670705
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
赤坂 珠理晃 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90526724)
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研究分担者 |
吉元 千陽 (植栗 千陽) 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00526725)
大井 豪一 近畿大学, 医学部附属病院, 教授 (10283368)
吉田 昭三 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (40347555)
古川 直人 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50347556)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / HNF-1β / Chk1 / Claspin / チェックポイント / 婦人科腫瘍 / HNF-1beta / チェックポイント機構 / 上皮性卵巣癌 / 明細胞腺癌 / HNF-1beta / ATR / 細胞周期調節 |
研究成果の概要 |
明細胞腺癌に発現する転写因子HNF-1βは、DNA損傷チェックポイントで働くChk1の過剰なリン酸化を誘発し抗癌剤耐性を獲得することを発見した。Chk1はDNA損傷部位を認識するATM/ATRからのシグナルで活性化するため、これらをノックダウンしたがChk1の過剰なリン酸化は維持された。Chk1と複合体を形成してその活性化を促進させるClaspinに着目した結果、HNF-1βはClaspinの発現を介してChk1の自己リン酸化を活性化させ、Clapsinをノックダウンすると抗癌剤感受性を改善させた。Clapsin-Chk1複合体は明細胞腺癌において新たな治療標的になることが示された。
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