研究課題
挑戦的萌芽研究
網膜のがんとして最も頻度が高い網膜芽細胞腫は、生存予後は高いがいまだ眼球摘出に至ることが多い。網膜芽細胞腫は病理像が異なる表現型をしめす複数病型があるが、他のがんのような遺伝子レベルの知見を背景にした病型の分類は知られていない。本研究では、細胞表面にでている蛋白質である表面抗原の発現パターンを摘出網膜芽細胞腫について解析し、未分化型、分化型ではことなる表面抗原の発現パターンを示すことが明らかになり、病型分類に利用できる事が示唆された。
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