研究課題/領域番号 |
25670757
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
本間 覚 筑波大学, 医学医療系, 教授 (00302422)
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研究分担者 |
酒井 俊 筑波大学, 医学医療系, 講師 (30282362)
田尻 和子 筑波大学, 医学医療系, 助教 (60633914)
木村 泰三 筑波大学附属病院, 病院講師 (00636508)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 心筋梗塞 / 好中球細胞外トラップ / 好中球エラスターゼ / 好中球細胞外捕捉 / 炎症反応 |
研究成果の概要 |
好中球は貪食以外に、細胞死による核酸と抗菌タンパクを構成内容とする網目状の捕捉構造を形成し(好中球細胞外トラップneutrophil extracellular traps:NETs)、細菌を捕捉・除去する。一方、急性心筋梗塞 (AMI)といった非感染性炎症におけるNETsの役割は不明である。NETs形成障害を呈する好中球エラスターゼ欠損マウス (KO)にAMIを作製し、炎症反応を検討した。KOでは心臓破裂による死亡が有意に減少し、生存率は有意に高かった。KOのサイトカイン発現は抗炎症性であった。以上より、NETsの存在はAMI急性期では炎症促進性に働き病態悪化に関与することが示唆された。
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