研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、近年注目されているゲノム編集(Genome Editing)法と、細菌の持つバクテリオファージに対する獲得免疫機構であるCRISPRのスペーサー配列情報に基づいて、特定の菌のみの遺伝子破壊を誘導できる人工ファージを創出するための技術を開発することを目的とした. A群レンサ球菌の遺伝子と相同のスペーサー配列を持つ菌では,菌体の増殖が完全に抑制された.また, TALENやZFNでは菌体の増殖抑制効果は不十分であった.この結果から,CRISPR/Cas9システムは,外来性遺伝子の排除だけでなく,自身の染色体も破壊することで,増殖抑制効果があることが明らかとなった.
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (27件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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