研究課題
挑戦的萌芽研究
NANOZRインプラントの開発を目指し,表面にHF処理(0,4,55%)を施し骨芽細胞様細胞(MC3T3-E1)に及ぼす影響と骨結合能について評価した.SEM像より,HF処理したNANOZRの表面は、55%でナノレベルの球状構造が顕著に認められた.蛍光二重染色では,発達した細胞骨格,細胞突起が認められ、細胞接着・増殖では,顕著な増加が認められた。骨形成関連遺伝子の発現でもAETiと比較し有意な上昇が観察された.ラット大腿骨埋入後の骨結合力は,55%でAETiと比較し有意に高い値となった.NANOZRはHF処理による表面改質によって、骨芽細胞の接着・増殖・分化並びに、骨結合力を促進させた。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件)
The Journal Of Biological Chemistry
巻: 289 ページ: 15621-15630