研究課題/領域番号 |
25670839
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
松家 茂樹 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (00108755)
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研究分担者 |
丸田 道人 福岡歯科大学, 生体工学分野, 講師 (40507802)
荒平 高明 (荒平 高章) 福岡歯科大学, 生体工学分野, 助教 (30706958)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | アパタイト / 骨補填材 |
研究成果の概要 |
αTCP微少球状粒子を最密充填後にγPGA含有リン酸塩溶液で硬化させた連通気孔を有す迅速硬化型顆粒状凝集体およびγPGAを基材とした遮断膜創製技術の確立を目的とした。γPGA濃度の増加により硬化時間は減少した。γPGAを脱水縮合剤を用いてリジン塩酸塩により架橋して遮断膜ゲルが調製できた。家兎大腿骨の骨欠損部にαTCP顆粒球凝集体を埋入し、γPGA遮断膜で被覆した。1ヶ月後には埋入した顆粒の溶解または吸収が開始し、2ヶ月後には完全に消失していたが、再生皮質骨の石灰化亢進が確認された。本研究の骨再生システムを発展させるために、今後はゲル強度改善と球状粒子の簡便な調製法の検討が必要である。
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