研究課題/領域番号 |
25670851
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大庭 伸介 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20466733)
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研究分担者 |
鄭 雄一 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (30345053)
小宮山 雄介 獨協医科大学, 医学部, 助教 (90586471)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 胚性幹細胞 / Wnt / 多能性 / 分化 / βカテニン / β-カテニン / ゲノム標的 |
研究成果の概要 |
Wnt/βカテニン経路の幹細胞性維持と分化誘導という相反する作用の機序をマウス多能性幹細胞において明らかにすることが本研究の目的である。標識ペプチドが付加されたβ-カテニンをもつマウスES細胞において、βカテニンに対するクロマチン免疫沈降-シーケンス法とWnt/β-カテニン経路反応性遺伝子の発現プロファイリングを行った。これらのデータを解析した結果、Wnt/βカテニン経路による多能性制御はTcf3と多能性転写因子群を、分化制御はTcf3とMEK経路下流で働くEtsとの協調を介するものと考えられた。これらの知見は高品質な幹細胞の安定的供給と効率的な分化誘導法の開発につながるものと期待される。
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